この度は小説『恋の唄』をお読みいただきましてありがとうございます。

恋の唄では最初から結末は決まっていました。
むしろその光景が最初に頭にあって、そこまでを繋げた感じで制作しています。
書き方も冒頭に日記文を持ってきていて、そこから記憶を辿るという形式に。

結衣の日記に綴られた恋の唄。
本当に何気ない日常の中で感じる「恋する気持ち」がたくさん詰め込まれています。
もどかしい状況や逃げ出したくなる現実を経験しながらも、辿り着いた結末。
一見悲恋に見えますが、その中にあるハッピーエンドを感じていただければ幸いです。


あなたにも、あなただけの素敵な恋の唄が紡がれますように。





2010/3/4 和泉あや