恋の唄



8月20日


もう少ししたら待ち合わせ場所に行く。

どんな風に伝えればいいかわからない。

だから、試しに文字にしてみようと思う。


彼に、なるべく上手く伝えられるように。



最初、実は私は華原君の事が苦手だった。

私とは正反対の人だと思っていたし、絶対に話しも合わないだろうなって。

だけど、偶然隣りの席になって、沢山の華原君を知ったんだ。

笑顔が凄く素敵だったり、居眠りしてる顔が可愛かったり。

マイペースで時々私を振り回すけど、ちゃんと気づかってくれて。

そんな華原君だから、だんだんと惹かれていった。

隣りにいれる事が嬉しくて、ずっとずっといれたらいいのにって願うほどで。

彼女がいるってわかっても、隣りにいる事を願うほど、好きになってたよ。


こんなに人を好きになれるなんて思わなかった。

苦しかったり、辛かったりすることもあったのに、それさえ愛しいと思える恋で……

その相手が華原君で良かったと、今、心から思います。

私は、華原君が大好きです。

これからも


隣りにいていいですか?