『ご…ごめんなさいっ!』


慌てて顔をあげると、ちょっと怖い感じの人が立ってた。

ギロッとこっちを睨んで口を開く。




『おい。』



殺されるっっ!?


『は…はい…』



『大丈夫か??』


『あ、はいっ!ばっちし!元気はつらつですっ!』



怖い感じの人は予想に反して優しく笑った。

『そうか。
気をつけろよ。』


『はいっ!!』



そういって、少し笑いながら行ってしまった。






同じくらいの歳かな?
背も高いし、顔からは想像できないくらい優しい。


あ、顔が怖いから倍優しく感じるのかな。。






『あっ!!!!』





8:23





『やっべ…』




さっきの事は早くも忘れて珍しく猛ダッシュで学校に向かうーーー