『ねぇ、


大きくなって

結婚できるようになったらさ、


僕のお嫁さんになってくれる??』





ーー
ーーーー





夢…



まぁ、よくあることだよね。

小さい時の約束なんて。。



あの子…


…誰だっけ?





…まぁいいか。





『咲ー!!
いいかげん起きなさーい!!』

『はーい』


時計を見ると、針は7:58を指していた。


99%遅刻だ。


もう諦めてゆっくりと母の待つリビングに降りた。