「掃除……しないんですか?」


「たまに…?
でも、散らかってる方が私は、落ち着くの!!」


もしかして……


彼女は、片付けられない女……とか?


「はい。」


「すみません…。」

グラスに入った麦茶を受け取った。



プシュッ!



上川さんが、ビールのプルトップを外す。


「まだ、飲むんですか?」


「明日、休みだからいいじゃない。」


まぁ……いいですけど…。