俺たちは…。

あたしたちは…。


「今、両想いになりました☆」


2人で見つめ合うとどちらかと言うわけでもなく笑い合った。


『遥斗くん…。』

『遥斗でいいよ。紗菜って呼んでいい?』

『うん…。いいよ…。はる…』

と紗菜が言いかけると俺はギュッと抱き締めた。

『今日の紗菜は世界一カワイイ♪』

『遥斗ったら、恥ずかしい。でも遥斗に会えると思ってオシャレしたの。褒めてね!』

『なんでそんなにカワイイんだよ!でも俺も紗菜に会えるって信じてた!ずっと幸せにするから☆』

『嬉しい!あたしの夢叶うんだ☆遥斗と幸せになりたいってずっと思ってたから!』

そんな紗菜が可愛くて、愛しくて俺は頭をポンポンと撫でて軽くキスをした。


今、運命の時計の針が交わり、気持ちを確かめ合い…。

そして、これから2人の甘い恋が始まる!