そして、俺たちはちゃんと気持ちを伝えあった。

『あっ、あの…』

紗菜は小さな体を震わせて上目遣いで俺を見てきた…。

《ヤバイ!可愛すぎる!》

『俺…。あの時の返事してなかったよね。』
『はい…。』

『あの時はビックリした。でも紗菜ちゃんを初めて見た時、俺はすぐにでも抱き締めたいと思った。こんな気持ち初めてだった。

俺は紗菜ちゃんが好きだよ。俺も紗菜ちゃんに似合う男になりたい。』

『遥斗くん…。あたしも…好き…。』