《やっぱり遥斗くんはあの時のコト怒ってるんだ…。》


あたしは戸惑った顔で未希に目線を送った。未希はそれに気付いた…。

『紗菜!ここは遥斗くんと仲良くなるためにもとりあえず涼介くんの告白OKしときな!後で、ちゃんと謝って断れば大丈夫だよ!』


あたしはそんな嫌な女の子になりたくなかったけど、遥斗くんにあの時のコトちゃんと謝らないといけないし仲良くなるキッカケになるなら…。と思った。