俺は…。決心したんだ。

《このままじゃ何も変わらないから…。今しかないって。》

涼介に勇気をだして言った。


『なぁ…涼介…。一緒に文化祭行ってもいいか?』


『おっ!行く気になったか!カワイイ子GETしような!』


『そっ、そんなんじゃねーよ…!たまたまバイトが休みになったから暇になっちゃって…。』


《本当は店長に頼みこんで休みをもらったんだけどな♪》


『んっ、まぁ~とりあえず遥斗と行けるからよかったよ!』

俺はまた涼介に背中を押されたんだと気付いた。涼介と出会えてよかったなと思った。


《いつになったら恩返しできるんだろう…。》