『おっ、はよ遥斗!今日はいいお知らせがあるんだぜ!』

『おっ~!涼介!』


こいつは、三浦涼介。俺の信頼できる親友だ。高校デビューをした涼介は目立つ髪型にしたり、好きな女の子にはすぐアピールしてゲットするくらい女好き!!

《きっと今まで本気で好きになった女の子はいないんだろな…。》
なんていつも考えてる。

でも涼介は俺が父親を亡くした時に励ましてくれて一緒に泣いてくれた。そして今は俺がバイトで家を空ける時に弟達の面倒を見てくれる優しい奴なんだ。


涼介には感謝をしているが俺は何も恩返しできていない。