俺は佐々木遥斗、18歳高校2年生。

父親は俺が10歳の時に病気で亡くなり、女手一つで俺達兄妹3人を育ててくれていたが身体が弱く家計は苦しかった。今は、俺がバイトをしながら弟達を養ってる。

毎日が必死だった…。何もいらないと思ってた…。


あの日、キミに出会えた時から運命の時計の針は動いていたんだね♪


初めて会ったキミは緊張して体を震わせてた。


まっすぐ見つめた大きくて澄んだ瞳…。


触りたくなるようなキレイな髪…。


可愛くて艶やかな唇…。


それがなぜか愛しくて…。すぐにでも抱きしめたいと思ったんだ。

そんなキミは真っ赤な顔をして俺に告白をした…。


『あなたに似合う女の子になるから!!』


俺は初めてだった…。

キミは俺に太陽のように輝く毎日をくれたんだ♪

でも…。


そんなキミを好きになった恋がこんなにも苦しいなんて知らなかったよ…。