家に着いた2人。


落ち込んでるあたしを見て未希が口を開いた。


『じゃ、さっそく聞かせてもらおうかな?』

『え~っと。何を話せば…?』


『何をって!?なんであんなコト言ったの?』


『だから…彼を見たら口が勝手に…。で、でも本当に彼に似合う女の子になりたいんだもん!!』


『まぁ~素直な気持ちを伝えたんだもんね。よく頑張ったよ♪』


『うぇ~~~~ん(泣)』

緊張の糸が切れたあたしは未希の腕の中で思いっきり泣いた。


『よし。よし。』


未希は優しく頭をなでてくれた。


未希は頼りになるお姉さんみたいな存在!!

たまにイヂワル未希がでてくるけど…。

《でもこう見えて実は未希も片想い中♪彼にメロメロなんだよね~♪》

『一緒にがんばろう。』って言ってくれた。