あたし達はカフェを出て歩いていた。


『あ~!!美味しかったねぇ♪また行こうね!』


『違うでしょ~!今度は彼に会いに♪でしょ!』


『もう~未希ってばイヂワル!!でも…また…会いたいな♪』





この日あたしと遥斗の運命の時計の針が動き始めた。



そして、初恋がこんな苦しいなんてあたしは知らなかった…。