「私の名はロット・アラビウス。以後お見知りおきを」 ロットは愛想よく握手を求めてきた。 エセル達もそれに答える。 「ところでサスティン。もう連れてきたのかい。しかも二人も」 ロットはにやにや笑いながらちらっとエセルとフェリアを見ると、またサスティンへと視線を戻す。 サスティンは一瞬目を泳がした。 「いや、町長に用があるんだ」 途端にロットの顔色が変わる。 「ドロルフ様に?指令か」 「ああ」 重要な事だとサスティンの表情で理解したようだ。