「アイナについては君達も分かっておいてくれ。あいつはまた君達の前に現れるだろう。でも、討てくれ。敵には違いないのだから」


エセルはさっきからそう言うレオルの声が震えているのが分かった。


我慢、している。


耐えてるんだ。自分の気持ちに。







私は憎い。


太陽が。