「ネム!」 クラウディオがこっちを向いて呼びかけてきた。 ネムが振り返ると、左手を差し出し、優しい笑顔で言った。 「……おいで」 「何が‘おいで’よ。それはいつもならあたしのセリフじゃないのよ」 聴こえない程度に呟き、小走りでクラウディイオの元へ掛けていった。 手を繋ぐ事を躊躇していたが、クラウディオがどうしてもと言うので手を繋いだら凄く嬉しそうな顔をしたので、なんだかとても可愛く思えた。