ネムは気持ちを取り直した。 召喚者の心の有り方次第で勝敗が決まってしまう事が多いので、ネムは心の黒いもやもやを取り払った。 サラマンダーが苦しそうに立ち上がった。 「我とあろう者が見誤ったか……?」 「だから言っただろ! 俺には勝てないってなぁ!!!」 どうしよう―― あたしが命令を下さないとサラマンダーはずっと攻撃を受けたまま…… でも、どうしよう…… 迷った末、ついにネムが叫んだ! 「もう止めて!! 陽汰ーーっ!!」