「はーっはっはっはっはっ!! 面白いな、お前」
恥ずかしさと侮辱された怒りでネムの顔は真っ赤になっている。
「あまり可愛い孫をからかわないでもらいたいね。それよりこの人間の体に最初に入ったのはいつだ?」
「あ?こいつがこの世界に来た時、ちょうど俺はそこに居た。人間、更に赤い光ときたもんだ!!」
思い出しているのか、イフリートは体を震わせている。
「嬉しくて嬉しくて、思わず近くに居たヤルモをぶっとばしちまうとこだったぜ。んで、こいつをどうしようか考えてたらそこのお譲ちゃん達が走ってきたもんで……」
そう言うとイフリートはわざと大きなため息をついた。
「ま、それで様子を伺いながら利用させてもらったわけだ。そのおかげで石と水、それに髪の毛の在り処が分かったわけだがな!まさかこんなに短期間で一気に手に入るとはな」
お婆ちゃんはこれを聞いて、寂しそうな顔をしながら頷いた。
「それじゃ人魚を殺したのもお前さんかい。しかしどうやってあの結界から外に出たんだ。それくらい教えてくれてもいいだろう?」


