皆がさっきのサソリを探しているとき、急に陽汰の体がビクッと震えた!
苦しそうに、胸を手で押さえている。
段々と呼吸が荒くなり、立っているのもままならない位だ。
すると突然家の外に走って出ていってしまったのでネム達は慌てて追いかけた。
「ヨータ!! どこに行くの!!」
追いかけていくと、森の奥で陽汰がうずくまっている。
ネムは陽汰の所までいき、かがみこんだ。
「触るんじゃないよ!!」
ネムが陽汰に手を差し伸べようとした時、お婆ちゃんが叫んだ。
一瞬びっくりしたが、お婆ちゃんの様子がいつもと違ったのでネムは急いで陽汰の傍から離れ、ディルクの所へ早足で来た。


