暫く話していたら、玄関の扉が開いてお婆ちゃんが帰ってきた。 ――ひどく疲れているように見える。 「おばーちゃん! お帰りなさい!!」 「あ、お帰りなさい」 「お邪魔しています」 それぞれに喋りだしたが、お婆ちゃんは力なく頷くだけだった。 そして少しの沈黙の後お婆ちゃんは重い口を開いた。 「底なし沼に住む人魚達が……食われてしまった」 それを聞いたネムとディルクは目をまん丸にしてお婆ちゃんを見つめた。 ――もちろん陽汰は訳がわからずぽかんとしていたが