「あ、それ凄い分かる! けど……ちゃんと寝てる? なんか初めて会った時よりもやつれてる気がする」 ネムは心配そうに陽汰の顔を覗き込んだ。 ――少し陽汰の顔が赤くなったような気がした。 「ふん。予想としてはこっちの世界の空気や成分が合っていないからだろう」 「そっかぁ……早く満月の日が来るように祈らなくちゃね!」 そうは言ったものの、ネムはそれを心の底から思っていないことにびっくりした。 最初の頃は毎日のように願っていたのに。 ――なぜかは分からなかった。