「本当に!? じゃぁカトブレパスが暴走した時の事とかも含めて全て覚えてないの!?」
ネムはさっきより大袈裟に肩をすくめてみせた。
「おやめなさい。過去の話をしても仕方がないでしょう。それにカイザーさんだって知らない話をされて気分が良くないと思うわ。月だって嘆くはずでしょう?」
「いえ、僕は大丈夫です。ただ、お祭りの事が気になって仕方が無いだけですよ」
陽汰はクスッと笑い、なんとか話を変えようとした。
何も覚えていないネムがなんとなく可哀想に思えたし、それに本当にお祭りの事が気になっていた。
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