「あーあ、またダメだった。」

なにが?

「あんたにはまだ説明してなかったっけ?この世界、もうすぐなくなるかもしれないのよ。」

なんで?

「あなたもう死んでるからって少しはあわてなさいよ。」

ああ、ゴメンゴメン

「神にむかってタメ口ぃ?なまいきねぇ」

すいません

「まあいいわ。とりあえず全部話すと長くなるから大事なところだけ教えてあげる。」

そうか


「まず、
 ・あんたは世界。あなたが死ぬと世界もなくなる。理由はわたしにもわからない。
 ・あんた(世界)が死んだら世界は消えるが、(世界)が死んだ理由、未練を解き明かすと世界は消えない。
 ・だからわたしはあなたの未練を解き明かすためにいろいろな人にスポットライトをあててみている
 ・あなたを含めずに20人にスポットライトをあてることができる
 ・今のところ一人終わっているからあと19人以内にあなたの未練をとかないと世界はなくなる
 ・時間をさかのぼることは可能だが真相に近すぎるものにはスポットライトをあてられない
 ・一度死んだものにスポットライトをあてるにはその者の許可が必要
 

だいたいわかった?」

あんまり・・・

「まあそうよね。でも一つだけ覚えておいて。
 私にはあと19個しか希望がないの。
 世界がなくならないためにはあなたの協力も必要なのよ。わかる?」

まあ簡単に言うとすべての黒幕を見つければいいんだろ?

「そうね、そうかんがえるといいわ。じゃあ次の人にいくわよ」

「次は『漫画家』よ」