今まで告っても「無理」「イヤ」としか言われなかった事を考えると、「わからない」はかなり出世したんではないだろうか?
真那の方から抱きついてくるという、夢にまでみたこのシチュエーション…しかし、ノーブラではキツい…。
「真那、一度離れて…」
「イヤっ…」
俺もイヤだって!でもマズいんだって!
元気になったのはいいけれど、俺まで元気になってしまう…。
「とりあえず、シャワー浴びてスッキリしてこい。な?」
「じゃあ、キスして下さい。」
「わかったわかっ…へ?」
…なにぃ?!
キスぅ?!
「お前…何言ったかわかってんの?」
「ハイ…」
赤く潤ませた目で、しっかりと俺を見つめている…。
そんな目で見られたら…「キスしろ」と言われなくても、してしまうだろう。
何もかもが整ったこの環境…プラス、好きな女からのお誘い。
「真那…好きだ…」
「知ってま…んっ…!」
真那の体を気遣ってやりたいのが本音。
「ん…ぅん…」
しかし、真那の希望を叶えてやりたいのも本音…。
…プラス、俺の本能。
