甘い夏  煙草の匂い




「ポ○リは?もっと飲むか?」

「いえ、大丈夫です。…それより、お手洗いに…」

「…おぉ、行って来い?」

「…その…」

「…?」

「…。」



…あ!

Tシャツ生足か?



「わかった。見ないようにしてる。」

「すみません…。」

「ソファにいるから。終わったら、またベッドで寝てろよ。」


ソファはちょうど寝室のドアに背を向けてる状態だ。半裸の真那がウロウロしても、目に入らないだろう。


そう思い、深くソファに腰掛ける。軽くシングルベッド位デかいソファ…今日はここで寝るか。



― ガチャ ―





…しまった。


ソファの目の前には、テレビが置いてある。暗い画面に…後ろにいる真那が写ってしまった…。

見るつもりはなかったものの、つい凝視してしまう、悲しい男の本性。



もちろん、真那にも…気付かれてしまった…。