どうしようか悩んでいた時 ピピピピピ!! エレベーターの中に携帯の着信音が響いた。 これは神様からのお助けだと決めつけたあたしは 「取り敢えず出るから」 無理矢理慧を突き飛ばして電話に出た。 「もしもし」 「もしもし、先輩、今何処ですか!?」 「今、会社のエレベーターの中だけど」 「早く、早く来て下さい!!」 「え、何かあったの?」 「篠田先輩が・・・どうしよう死んじゃう!!」 え?