考えても考えても分からない。


慧のしたい事も。

考えてる事も。


おかしな話だよね。


あたしよりも年下なのに。


あたしに比べたら子供、なはずなのに・・


気持ちが分からない。



年、なんて関係ないのかもしれない。


年下だから何でも手に取るように分かるなんて


そんな事はデタラメで



どんなに年下だろうが

子供だろうが



慧も男なんだよね。



「どうした?」


響汰のご両親と別れて今はバーでこうて飲んでる今も。


あたしの頭の中は慧でいっぱいになってる。



「う、ううん、何でもないの」


あたし今、普通に笑ってるかな?


「もしかして、さっきの子の事考えてる?」

「え?」