「あんた」


「だって、最低だよ。あたし。」


いくら酔ってるとはいえ、男の子を部屋に入れて


指輪を取られてその上えっちまでしちゃったんだもん。



こんな最低な彼女なんか


別れた方がいいよ。



「せ、っかくプロポーズしてもらったのに・・」


あたしあたし・・


「葵」


「うわ~~~~~ん!!!」


まだ勤務中なのは分かってる。


でも抑えられなくて


どうしても我慢できなくて




「ゆ~~~きぃ~~!!」



由紀にしがみ付いて泣いてしまった。