10月25日pm5時、王都ブリタニア北部サー・ランスロストリートには武装したガーランド銃士隊が立ち並び、機巧魔神や魔神相剋者、つーかいまだに誰か不明な真犯人が来るのを待ち受けた。
pm6時、日は沈みかけ夜が顔を出そうとしていた。そこに現れたのは・・・。ゲヴェールだった。
今回サー・ランスロストリートは交通規制がしかれ、誰も通れる状態ではなかった。そう、規制を知らないのは犯人だけなのだ。認めたくはなかったがやっぱゲヴェールがクロだったのか。
「ホールドアップ!!抵抗しなければ命までは取らん!」
え?え?ぇ?と疑問タップリーヨな感じでこちらを見るゲヴェールに対し、
「何でお前が愉快犯なんだ・・・。」
ハーネルは声もなく重くそうもらした。
「まっ待ってくれ!確かにオレは塀の落書きやピンポンダッシュはしてきた。だが他は何もやっていない!下着ドロとかはやっていない!だが、愉快犯まがいのことをしてきたのは事実。さあオレを逮捕するんだよ。」
へっ やっぱコイツァハーネルの弟だけはあんじゃねぇか。肝が座ってやがんぜ。
「少ししゃべりすぎのようだな。」
突如何者かは知らないが謎の黒人がゲヴェールの告白に割って入った。
「デ、デザーム様ぁ!」
「レーゼよ、たった今お前達をエイリア学園から追放する。・・・って何言わすねん!!」
デザームだぁ!?んな訳ねぇだろ。だってデザームはあんなマンハッタン出身の黒人なんて感じじゃねぇ!まぁノリツッコミってやつだろうな。しかしあの黒人どっかで見た気がするんだが・・・。まあ今はどうでもいいかんなこたぁ。
「テメーかぁ?下着ドロとかしてきたんはよぉ。」
「Yes私が下着ドロをやってきた。ついでにイナイレのセーブデータを消去したのも私だ。ついでに言えば目立ちたいゲヴェールを唆し悪事をさせたのも私だ。」
ヲイヲイ何コイツ自白しまくってんだ。お前のがしゃべりすぎだぜ。
しかしこんなのが黒幕とか意外すぎんだろ。って、コイツァ網走で服役中のハズの明太子一味のニューヨーカー野郎じゃねぇか!脱獄しやがったか。
「ハハハァ♪自白しまーしたよぉどーするのでーすかー?」