「兄貴、メッサーさんの命を受けお迎えにきたっす。」
「よっ大樹。」
しかしメッサーの野郎大樹迎えによこすヒマあんならテメーが来いよ。ま、どーでもいいんだけどな。
部下に連れられ懐かしの隊舎へ。
そこでオレを待っていたのはメッサーだった。
「よぉ、久しぶりだなあ。」
「ああ久しぶりだなあ。G。」
「ユニオン軍のグラハムかお前は!」
バコッ
「痛えなメッサー。だいたいよぉ、何だってゲヴェールが真犯人なんだ?」

まずこんな時出てないヤツが犯人と大抵相場は決まってる。次に冒頭でそれがほのめかされてた。次にゲヴェールの野郎はガチでバカだからこんな事件もやりかねない。そして新キャラの可能性もあるが、作者はまだ新キャラを出す予定はなく、このまま今までのキャラを使うつもりらしいしな。(ホントのこと)

そうオレはハーネルのバカに話したらなるほどさもありなんとばかりに頷いてきた。
「んで、次どこで犯行は起こるか予想はついてんのか?」
急にハーネルは目の色を変え聞いてきた。
多少は早期解決を目指してるらしいぜ。
「ああ目星はついてんぜ。次は大方ここらへんだろ。」
ばさっ、ブリタニアの地図を広げ丸を描いてある地区を指差し答えた。
「で、行くか?」
「ったりめーだろ!そのために退院したてのオレを呼んだんだろ。」
よ~くわかってんのな。「だがハーネル、相手は魔神相剋者の可能性も捨てきれないのは事実だ。つまり無茶は厳禁っつーこった。」
「んなもん言われるまでもねぇだろ。んじゃ行くぜ兄弟!!目標、ブリタニア北部サー・ランスロストリート!!」