11月某日、Berryz工房の新曲発売をあと数日に控えた日、大運動会がある。もち種目は私考案なのだ。バラエティ種目なら私ほどスゴいのを出す者はいないのだよ(笑)
それにしても参加者多いね~。チルチルにちゆりんでしょ、おっ、グレ子にエヴァもいるじゃん。ガーランドは全員参加みたいだけど、ヘンゼルスゴい落ち込んでるし。そんなにグレ子と敵味方に分かれんのイヤだったんだ。私も参加するけど、これならちょっとは勝ちやすくなるな。うんうん。
「それでは選手宣誓をサンドリヨン・ローゼンにやっていただきませう。」
おっ、もうか。んじゃいくかねぇ。
「宣誓!我々選手一同は、コミカルで全力に時に正々堂々戦うことを真野恵里菜に誓います!!」
ズルゥゥン
みんながちょっとだけコミカルな宣誓にずっこける。てか何でまのえりに誓ったんだろ?誓った私にもわかんないや。大方作者のイタズラだろーな。
「じゃあ気を取り直して、第一種目に入ってもらおうかな。」
私たち軍部以外の民間チームからは、グレ子を出そう。
「グレ子、いってくれる?」
「もち」
さて軍部チームからは、ゲヴェールか。まあ楽しくはなりそうだね。

「これ、コース選べるんでしょ?だったら右のアンパンより左のたい焼きにしょ♪」



スタート!




グレ子は最初ゲヴェールにリードされていたがパンとの距離が縮まるや加速しゲヴェールを追い抜いた。そして、ジャンプしツインテールで糸を切りアンパンを落す。しかも落下点はグレーテルの口だった。

!!!!

だれもが目を疑った。パン食い競争で相手のを奪取するとか誰が考えるだろうか。せいぜい作者だけだろう。そしてグレーテルはそのまま自分のたい焼きも口にした。
呆然とするゲヴェールを思いっきり離してくグレーテル。
障害物走はグレ子も大苦戦。
「あれでも難易度はDなんだけど。Eのがよかったかな。」
って、その通りだよ。トラップマスターのちゆりんに障害物は頼んだんだよ。でもゲヴェールのが苦戦してない?
「だって向うは難易度Sだから。」
ブッ
何その天国と地獄!?てかどんだけ災難なんだよ!?あのオッサン