快楽の果て


――トンッ


『きゃ…!?』
後ろから、肩を叩かれた。
「あー、悪ィ悪ィ
  驚かせちゃったかな」

そこには
ヴィジュアル系バンドのようにアレンジした髪を
触りながら笑う男の人。

身長は、私より大きい。
176…ぐらいかなぁ。

顔立は、要にイケメンって奴…?