99%

「席はなーあのー窓際のー
後ろから二番目ね〆」



「あ、はい。」



ゆっくり席へ向かう。
隣は…朝の…女や。
なんでよりによって
同じクラスやねん。




「大輝君っていうんだね!!
今朝はありがとう!!」



無邪気な笑顔で俺を見つめる。
言葉が…つまる。


「お…おぅ。
あんま気にせんでえーよ。」




キャラが狂う。
あ゛ーもう!!



ポンポン

椅子に座るといきなり
後ろから肩をたたかれた。


「ん?」



振り向くと綺麗な顔をした
女…男…?がいた。