朝のグダグダの割に放課後まで何事もなく過ぎて行った。
あっちゃんもあたしがユリといるからか近寄って来ない。
教室でバスが来るまでの間、レミ達と喋っていると急にユリがカラオケに行きたいと言い出した。
あたしはカラオケよりも早く家に帰りたかった。
きっとひなたが待ってる。
「ゴメン今日は帰る」
「え〜ミリも行こうよー?誰かと何か約束してるの?」
「約束はないけど家に帰りたい気分だし」
「え〜いいじゃん。カラオケ付き合ってよー」
断るとユリはあたしの腕に絡みついてしつこく誘った。
一緒に遅刻したからってあたしがあっちゃんと放課後、約束でもしてると思っているのだろうか。
「……わかった。行くから離して?」
「本当!?」
オッケーするとユリは満足そうに笑った。
あたしは何だかそれが虚しかった。
ユリとは友達だったのに今は上辺だけなんだな……。
あっちゃんもあたしがユリといるからか近寄って来ない。
教室でバスが来るまでの間、レミ達と喋っていると急にユリがカラオケに行きたいと言い出した。
あたしはカラオケよりも早く家に帰りたかった。
きっとひなたが待ってる。
「ゴメン今日は帰る」
「え〜ミリも行こうよー?誰かと何か約束してるの?」
「約束はないけど家に帰りたい気分だし」
「え〜いいじゃん。カラオケ付き合ってよー」
断るとユリはあたしの腕に絡みついてしつこく誘った。
一緒に遅刻したからってあたしがあっちゃんと放課後、約束でもしてると思っているのだろうか。
「……わかった。行くから離して?」
「本当!?」
オッケーするとユリは満足そうに笑った。
あたしは何だかそれが虚しかった。
ユリとは友達だったのに今は上辺だけなんだな……。


