1時間目の終わりのチャイムと同時にあたしはようやくトイレから出られた。
休み時間の騒がしい教室に入るとレミとユリが早速尋ねに来た。
「ミリどうした?寝坊?」
「んー昨日、遅くて」
あたしが答えるとレミは間髪入れず聞いて来た。
「敦も遅刻してきたけど?」
「あいつは関係ないよ。偶然だって」
一瞬、レミの隣にいたユリを意識してしまった。
別に深い意味なく、なんとなく。
ユリは相変わらず白々しくあたしに尋ねた。
「ミリ、敦くんと本当に別れたの?」
「別れた」
お前のせいでな。
チラっとあっちゃんの席を見るとあっちゃんと目が合い咄嗟に逸らした。
もういいって……。
あっちゃんもとっととユリと付き合っちゃえよ。
あたしはもう抜けた。
三角関係になんてなりたくないし、第一にあたしはもうあっちゃんに未練がない。
あれだけ泣いて腹を立ててたくせにどうでもよくなるなんて……。
所詮、そんなものだったんだろう。
休み時間の騒がしい教室に入るとレミとユリが早速尋ねに来た。
「ミリどうした?寝坊?」
「んー昨日、遅くて」
あたしが答えるとレミは間髪入れず聞いて来た。
「敦も遅刻してきたけど?」
「あいつは関係ないよ。偶然だって」
一瞬、レミの隣にいたユリを意識してしまった。
別に深い意味なく、なんとなく。
ユリは相変わらず白々しくあたしに尋ねた。
「ミリ、敦くんと本当に別れたの?」
「別れた」
お前のせいでな。
チラっとあっちゃんの席を見るとあっちゃんと目が合い咄嗟に逸らした。
もういいって……。
あっちゃんもとっととユリと付き合っちゃえよ。
あたしはもう抜けた。
三角関係になんてなりたくないし、第一にあたしはもうあっちゃんに未練がない。
あれだけ泣いて腹を立ててたくせにどうでもよくなるなんて……。
所詮、そんなものだったんだろう。


