朝日が嫌なくらい爽やかでもあたしの足取りは重い。
バス停でクラスメートのレミに会った。
レミは元々、あっちゃんの友達であたしとも仲良くなった子だ。
「おはよーミリ、敦とケンカしてんの?」
思ってもない、いきなりの質問にあたしのテンションは下がった。
てか、何で知ってんだよ。
「ケンカじゃないよ……」
「敦がメールしても電話してもミリに繋がんないからって、何か知らないかあたしに連絡きたよ?」
「んー別に。ちょっとうざくなってさ……距離置きたいかなーなんて」
「それだけ?あいつ超心配してたよ!?」
「ふーん……」
だったら浮気なんかすんなよバーカ。
心の中で毒づきながらあたしはレミに愛想笑いをした。
一瞬、レミもあっちゃんとユリのことを知ってるんじゃないかと頭に過ぎった。
たぶん人間不信ってこうやって広がって行くんだ……。
あたしスゲー嫌な女。
まー元々だけど。
バス停でクラスメートのレミに会った。
レミは元々、あっちゃんの友達であたしとも仲良くなった子だ。
「おはよーミリ、敦とケンカしてんの?」
思ってもない、いきなりの質問にあたしのテンションは下がった。
てか、何で知ってんだよ。
「ケンカじゃないよ……」
「敦がメールしても電話してもミリに繋がんないからって、何か知らないかあたしに連絡きたよ?」
「んー別に。ちょっとうざくなってさ……距離置きたいかなーなんて」
「それだけ?あいつ超心配してたよ!?」
「ふーん……」
だったら浮気なんかすんなよバーカ。
心の中で毒づきながらあたしはレミに愛想笑いをした。
一瞬、レミもあっちゃんとユリのことを知ってるんじゃないかと頭に過ぎった。
たぶん人間不信ってこうやって広がって行くんだ……。
あたしスゲー嫌な女。
まー元々だけど。


