エロい目でひなたを見てたらひなたはスッと背を向けてマンションの入り口から出ようとした。
「じゃ、俺帰ります。中田さん風邪ひかないでね」
「えっ!?」
すぐさま帰ろうとしたひなたの腕をあたしは慌てて掴んで止めた。
「待ってください!先輩、傘貸しますから!」
「や……これだけ濡れてたらね……。いらない」
「てか、家に上がっていって下さいよ!?」
「いい……帰る」
あっさり帰ろうとするひなたをあたしはムキになって引き止めた。
「タオル貸しますから!上がってくださいよ!?」
「でも親いるでしょ」
「いません!先輩びしょ濡れだし!先輩が風邪ひきます!」
「あー俺は大丈夫。中田さん早く家帰って着替えたら?」
「先輩上がって?雨宿り!ね?」
「でも着替えがないし帰……」
「いいから上がってけって!?お前どんだけ拒否すんだよ!?」
あたしがキレるとひなたは無表情であたしをじっと見つめた。
「……俺、君を押し倒すかも知れないよ?」
「上等!」
ずぶ濡れのあたし達はようやくエントランスからエレベーターに向かった。
「じゃ、俺帰ります。中田さん風邪ひかないでね」
「えっ!?」
すぐさま帰ろうとしたひなたの腕をあたしは慌てて掴んで止めた。
「待ってください!先輩、傘貸しますから!」
「や……これだけ濡れてたらね……。いらない」
「てか、家に上がっていって下さいよ!?」
「いい……帰る」
あっさり帰ろうとするひなたをあたしはムキになって引き止めた。
「タオル貸しますから!上がってくださいよ!?」
「でも親いるでしょ」
「いません!先輩びしょ濡れだし!先輩が風邪ひきます!」
「あー俺は大丈夫。中田さん早く家帰って着替えたら?」
「先輩上がって?雨宿り!ね?」
「でも着替えがないし帰……」
「いいから上がってけって!?お前どんだけ拒否すんだよ!?」
あたしがキレるとひなたは無表情であたしをじっと見つめた。
「……俺、君を押し倒すかも知れないよ?」
「上等!」
ずぶ濡れのあたし達はようやくエントランスからエレベーターに向かった。


