突然のキスにあたしは動揺を隠せない。
て、言うかいきなり過ぎてどう言うこと!?
自由か!
「……あの……夢前先輩、今のは?」
「りんごジュース嫌い?」
「や……嫌いじゃないです……」
「ふーん。よかった」
は?
いや、よくねーだろ!?
『何でキスした?』
その言葉が胸につかえて口から上手く出ない。
チラリとひなたを見ると何事もなかったように涼しい顔でりんごジュースを啜っていた。
ああ……
あたし振り回されてる。
記憶をなくす前はしっぽ振ってあたしに纏わり付いて来たのに今じゃ本当、素っ気ない。
あまりの焦れったさに抑えられず手が伸びた。
「先輩、もう一口いいですか?」
て、言うかいきなり過ぎてどう言うこと!?
自由か!
「……あの……夢前先輩、今のは?」
「りんごジュース嫌い?」
「や……嫌いじゃないです……」
「ふーん。よかった」
は?
いや、よくねーだろ!?
『何でキスした?』
その言葉が胸につかえて口から上手く出ない。
チラリとひなたを見ると何事もなかったように涼しい顔でりんごジュースを啜っていた。
ああ……
あたし振り回されてる。
記憶をなくす前はしっぽ振ってあたしに纏わり付いて来たのに今じゃ本当、素っ気ない。
あまりの焦れったさに抑えられず手が伸びた。
「先輩、もう一口いいですか?」


