「・・・なぁ、由美子。」 『ん?なんですか、部長?』 「3年の俺は、この冬が終わればもう受験、 この舞台が学校最後の思い出になるんだ。」 『・・・そう・・ですね。』 「お前と競演できる舞台も・・これで最後だな・・」 『・・・ハイ。』 「最後の舞台になる前に お前に伝えておきたいことがあるんだ・・」 『・・・部長』 「俺・・実は去年の夏から お前・・イヤ、由美子の事が・・」 『・・・・』 「す・・」 「す・・」 「す・・」