恋愛勝負 ~Love★Game~




「バカじゃないんだ?」



その色っぽい声で聞く。



あたしはぶんぶんと首を縦に振った。



直はあたしを挟むように壁に手をついた。




「じゃあ…」





一瞬笑ったかと思うと。





「んっ…」





またキスをする。




さっきより長くて、少し激しいキス。




「…っ…」


やっと離れた唇。




そこでまた小悪魔な笑み。





「バカじゃないなら… これの意味、わかるよな?」