・・・強い嵐の、後。 不思議と悪い気はしなかった。 それよりも、驚いた。 人って・・・ こんなに我を忘れてまで 見惚れられるん、だ・・・。 ・・・ひとめぼれ。 らしくねぇけど。 もう戻れない気がした。 俺はこの気持ちを知ってしまったから。