「要するに…奈緒。 当たって砕けろ☆」 「いやいや…だから 砕けちゃダメ なんだってばぁ~(泣)」 泣きつくあたしに莉奈は冷酷なほどに冷たかった。 「勢いあるのみ!! んじゃ頑張ってね♪ また明日~」 そう言って、ヒラヒラと手を振り帰っていった。 他のみんなも、次々と帰っていく。 どうしよう… と、とりあえず…心の整理しなきゃ、だよね? あたしは何も考えずに屋上へ走った。