「ふーん?ならこの答えは?」 「え?!えっと…4です!」 教室中にどっと笑いが沸く。 「選択はA、B、Cなんだけど?」 「あは…まぢっすか…」 冷や汗がタラリ… 「あのねぇ…!!直!奈緒! あーややこしい! ナオ2人揃って… 放課後来なさい!」 「「……はい」」 まじかよ… 気まずくね? いや… チャンスかもしんねぇ 奈緒の顔は見れなかった。 どこかで怖いと思っていた。 奈緒を―… 完全に失ってしまうことが。