何ひとつ変わりない日々。 そんな毎日に不満を抱いてるあたし。 ―…芦屋 奈緒。 恋をするわけでなく、部活に没頭するわけでもなく、勉強も人並みに行うだけ。 普通な日常を“こなす”こと慣れきっていた。 このときのあたしは気づいていなかったんだ。 ―運命変えるような出会いってやつに。