恋愛勝負 ~Love★Game~




「んなっ…///」





口角をそっと上げ、横目であたしを見る。

その流し目があまりにも色っぽくて、綺麗で、恥ずかしくなった。






「そ、そんな目で見ないで下さい…っ」






先輩の綺麗な指があたしの髪にそっと触れる。

くすぐったくて、顔を背けた。






「そーゆー反応…そそられてまうんやけど♪」






いちいち赤くなるような事言わないでよ…

まるで林檎…いやトマトかな?







「は、話って何ですか!?」


このままだとあたしが変になりそうで話をそらした。






「あー…うん、ちょっと」


先輩は言いにくそうに返事をした。







「未優のことで、な」