恋愛勝負 ~Love★Game~



覚悟しろ、そう言い放った先輩は思いもよらぬ行動に出た。
 



目を閉じてても静かに近づいて来てることぐらいは分かった。

悪いことを企む笑い声が微かに聞こえた。





一体何をするつもり…?





特に理由も無く身構えた。


目を閉じたまま。

もうこーなったら意地でも目を開けたりなんかしない!





そう心の中で誓った時だった。








「うりゃっ!!」


「ひゃあっ」






わき腹をくすぐられ、笑いが止まらない。







「いひゃひゃひゃあ…っ」







思わず目を開けてしまった。