「無視か。目が死んどるわ」 「…生きてます」 「いいや、死んどるな」 「生きてます、って」 別に理由は無いけど言い返した。 切り返してくる先輩が面倒くさくなって目を閉じた。 「あーずるい!目閉じんのは卑怯やろ!?見えへんやん!!」 「今めっちゃ輝いた目してるんです~あ、でも先輩には見えないですよね~?」 あえて嫌味っぽく言ってみた。 「あーあ、奈緒の輝いた目ぇ見たいな~…見たいなぁ~」 そうきたか。 わざとらしすぎる。 「こーなったら絶対目開けさせたる!覚悟しぃやっ笑」