「……はぁ…」 直からではないことを確認すると思わずため息が漏れる。 …慧先輩からだった。 『屋上で待ってる』 …行きたくないなぁ。 どうせ昨日のことでしょう? 思い出したく、ない。 「桐谷君から?…あっ…先輩、だ…」 身を乗り出して画面を覗き込んだ莉奈が顔を曇らせる。 そうだよね、テンション下がるっての。 「奈緒…いくの?」 「どーしよ…出来れば行きたくない…」 出来れば…。 きっとそれは叶わないだろうけど。 一応この学校を牛耳ってる生徒会長様だし…一応。 どうしよう…