「本当に覚えててくれたんだ?」 「う、うんっ…」 「へぇ…なら良かった。もし覚えてなかったら…」 「覚えてなかったら…?!」 意味ありげに微笑む直。 コワイ…誰か助けて!! 「地獄の果てに飛ばされるとか…?」 それとか、悪魔国にいけにえとして差し出されるとか… なんていくら悪魔…エロ大魔王でもないか。 いや、コイツなら本当にありそうだ。 「おしおきかな♪」 ♪やらハートやらが付いて語尾が恐ろしいものになっていた。 唇に添えられた人差し指。 綺麗なお顔が目の前で艶美に微笑んで見せた。