…と思ったばかりなのに。
目の前の悪魔は天使と化していた。
眩いほどの笑顔。
大きな瞳。
何よりも…さっきの妖艶なオーラは消えて、キラキラとしたオーラを放っている。
か、可愛い…。
ってオイ(ノ*゚Д゚)ノ
何、流されてんの?!
きっとまた何か企んでるはず。
でも…
「…可愛いっ」
「ほげ?!」
心の声が直の声によって目の前に飛び出てきた。
こ、心読まれた?!
「そのカッコ。めちゃくちゃ可愛い」
「…へ?」
格好…?
あ。そういえばあたし、メイド服だった…!!
恥ずかしいぃっ!!
「!!」
って直の格好も…!!


